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アンドゼンという会社を立ち上げた理由

今日からブログを始めます。最初のテーマは、「なぜアンドゼンという会社を立ち上げたのか」です。

アンドゼンという名前は、「and then…」から来ています。この名前には、人のキャリアや個性を否定せずに受け入れ、その上でどうすれば良いかを考える、という私の信念が込められています。教育が好きで、人の成長やキャリアをサポートすることに強い関心がありました。

私には、「自分のお店を持ちたい」「海外で食の仕事をしたい」「デザインやクリエイティブな仕事をしたい」とやりたいことを語る友人がいましたが、多くの場合、周りからの否定的な意見や機会の欠如で夢を諦め、安定を選ぶ姿を見て疑問を感じていました。
ここに自分が何かサポートしたいと強く感じました。

きっかけ

私が起業した背景を簡単にまとめると、先生になりたいという夢から始まり、教育が好き、キャリア支援が好き、人のキャリアに関わりたい、そして影響力を広げたい、という思いがあったからです。

私は大学生の頃の夢が教員になることでした。大学の授業では教職課程を履修し、母校に教育実習にもいきました。きっかけは、高校サッカー部の顧問を尊敬して、自分も指導する立場で学生のやりたいことをポジティブに応援し影響を与えられる人になりたいと思ったからです。

「個人の熱量をサポートし、その影響力を広げる人間になりたい」
これがなりたい像でした。

これは必ずしも教員になる道だけではないと思い、手段の1つとして考えていたのが起業になります。そして起業という道の方が影響力が大きく、自由度が高いと感じ、志すことに決めました。

なぜ、会社をやるのか

自分がなぜ起業したのか、なぜアンドゼンという会社が存在しているのかを考えました。
改めて考える上でゴールデンサークルを参考に言語化してみました。

*ゴールデンサークル:Why(なぜ)→ How(どうやって)→What(何を)の順序で信念や目的を中心に活動を展開することで、深い共感や忠誠心を生み出す思考モデルです。

ゴールデンサークルの考え方
出典:How great leaders inspire action

私がもともとやりたいと思っていたのは、「個人の熱量をサポートできる機会を提供すること」、そして「人生」や「キャリア」の支援をすることです。言い換えれば、個人の熱量を持続させるための活力となるレバーを引くきっかけを提供するということです。

個人の「熱量」に向き合う、活力のレバーを引くきっかけとなる
ここに私の大義があります。

私のゴールデンサークル、

友人が「やりたい」と自発的に考えたことを、周囲の否定的なアドバイスで諦め、安定した道を選び、自分の「やりたい」という気持ちを抑えなければならない状況に直面するのを見て、とてももどかしさを感じました。なぜなら個人の熱量を実現に導くことにやりがいを感じてるからです。

この個人の「熱量」に対して全力で捧げるように支援して、より明るい社会を実現したいと考えています。

はじめの事業

その後、起業するために自分に何ができるのか、ビジネスとは何かを理解するために事業を複数やってきました。2016年、ファッションショーの開催とSNSでの集客、転売、日本人浴衣女性と一緒に写真が撮れるチェキを中国人に販売、実店舗向けWEB制作事業、民泊事業など複数のビジネスを経験してきました。
その中で、WEB制作事業が自分たちができる分野でかつ市場の成長性があったので取り組むことに決めました。もちろん最初は顧客がいません。
お金がなかったので片道10kmを真冬の中、自転車で周り、飛び込み営業(道中で拾った1,000円で仲間と食べた1杯500円のラーメンが最高に美味しかったです)、クラウドワークス、知人紹介などを頼りになんとか受注に繋げ、自分たちの小遣い程度の金額を稼いでいました。当初は3人で始めていましたが、メンバーが離れて、新しいメンバーが入ってを繰り返して、最終的に1人になってしまいました。原因としては何の大義もなく、ただ明日を生きるためだけに小銭を稼ぐ事業をしていたからです。目的を見失って仲間内でも不穏な空気が漂っている中で何も打ち手をせず過ごしていました。私自身もWEB制作事業に自分がやる意義をあまり見出せていませんでした。
仲間が離れてしまったので、事業の継続が困難になってしまい、貯金もあるわけではなく、残金は3万円だけで、来月も生きるのも厳しい状況となってしまいました。
周りの経営者に相談して、融資を受けられることがわかり、何とか1年は持つ程度の資金を借りられたので、この1年で何か新しい事業を見つけないといけない状況となりました。そこで見つけたのがSNSの事業です。
SNSで自分の好きなコトを発信して生計を成り立てているクリエイターがいるという事実を知っていたので、SNSで多くの人の熱量のサポートができるポテンシャルが大きいのではないかと考えるようになりました。(当時は2018年)
学生時代の時にファッションショーの集客をTwitterだけで100人ほど実現したノウハウと楽しさがあったので、SNSを使って事業ができないかと考えました。
それから、企業向けのInstagramマーケティングの支援、Twitterコンサル、TikTokの個人プロデュース、アイドルのSNSプロデュース、企業向けのTikTokマーケティング支援とSNS領域で事業を展開してきました。

SNS事業

現在やっている事業は企業向けのSNSマーケティングの支援です。

この事業を選んだ理由は、

世の中の魅力的な商材やサービスを広めることで、
個人の「熱量」に向き合う、活力のレバーを引くきっかけになると思ったからです。

世の中にはたくさんの商品で溢れていて、ある人にとって非常に重要な商品やサービスでありながら、まだ知られていないものがたくさん存在します。
活力のレバーを引く必要がある瞬間として、学生だったら試験を控えている時、社会人だったら重要な提案を控えている時、活力を引き出さなければいけない時があると思います。その時に美味しいものを食べたり、好きな美容商品を使ったり、おしゃれな生活雑貨を部屋に飾ってたりすることでもう一踏ん張りできることがあると思います。これらの商品が活力のレバーを引くきっかけとなっています。

-アンドゼンが存在する理由や意義-
世の中の魅力的な商材やサービスを広めることで、
個人の「熱量」に向き合う、活力のレバーを引くきっかけとなる支援をしていくこと。

・企業向けには、社会にその商品の価値を広げるサポートを提供
・消費者向けには、熱量に向き合う、活力のレバーを引く手段を知るきっかけを提供

これがアンドゼンがSNS事業に取り組む理由であり、私たちの存在意義です。

個人の「熱量」に向き合う、活力のレバーを引くきっかけとなる

もちろん、Whyの部分が満たされれば、HowやWhatは新しい展開も今後広げていきたいと考えています。新規事業として展開していくこともあるので楽しみです。

会社をデカくして関わる社内のメンバーや顧客や社会に対して、アンドゼンをきっかけに影響を受けたという人が増えたらとても会社を始めて良かったなと感じることができます。

今回のブログはここまでとします。
次回の更新も楽しみにしてください。