TikTokは、ショート動画を楽しむアプリです。
TikTokは誰でもインストールして、閲覧も投稿もできます。
手軽に楽しめますが、管理を注意しないと、炎上したりデジタルタトゥーとして取り返しのつかないことになってしまうリスクがある、危険性を伴ったアプリです。
TikTokの年齢制限や、管理方法、変え方や解除方法などを紹介します。
自分や、子供が安全に楽しむためのヒントにしてください。
TikTokアプリの年齢制限
TikTokアプリは、Z世代と呼ばれる16歳から24歳の若年層に人気があります。
人気がある一方で、トラブルに巻き込まれてしまう可能性もゼロではありません。
TikTokアプリには年齢制限があることはご存知でしょうか?
TikTokアプリを利用するにあたって子供を危険なリスクから守るためにも、保護者がTikTokアプリの年齢制限や機能ついて詳しく知っておく必要があります。
TikTokアプリは魅力的なサービスだからこそ、安心して楽しめるように学んでいきましょう。
ティックトックアカウントの年齢制限は何歳?
TikTokでアカウントを登録するには、年齢確認が必須であり、TikTokのユーザーは13歳以上が対象です。
TikTokは、日本では、13歳未満の方はご利用いただけません。
13歳未満の方が利用していたことが判明した場合は、アカウントが削除されてしまうことを覚えておきましょう。
TikTokの年齢制限がなくなったって本当?
TikTokの年齢制限はなくなっていません。
公式も発表したとおり13歳以上の年齢制限があります。
TikTokの動画を視聴していると、明らかに小学生や未就学児がうつっているケースを見かけることに疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
TikTokは、アカウントの所有者であるユーザー本人以外の人がうつる動画を禁止している訳ではありません。
そのため、親権者のアカウントで動画が投稿されている状態と言えます。
年齢制限があるサービスは、TikTokだけではありません。
TwitterやYouTubeなど他のSNSでも年齢制限が設けられています。
「TikTokの年齢制限がなくなった」など、嘘の情報に惑わされないようにしましょう。
機能別!TikTokの年齢制限
TikTokの年齢制限は、機能によって異なります。
TikTokのアカウントを作成することができる年齢であれば、TikTokのサービスを全て利用できる訳ではありません。
TikTokの機能別に何歳から利用することができるのかをご紹介します。
TikTokライブの年齢制限
TikTokライブの年齢制限は、18歳以上となっており、一定の条件を満たした方がライブ配信を行うことに対して認可されています。
近年、ライブ配信で投げ銭ができるようになり、ビジネスとして利用されるようになっています。
TikTokライブの年齢制限は、18歳以上ですが、投げ銭を扱う場合は、20歳以上が条件です。
ギフティング(投げ銭)は、受け取る側も贈る側も20歳以上でなければなりません。
ギフティング(投げ銭)は、課金アイテムのようにギフトを購入するにあたって、お金が必要になるため、成人を過ぎていることが条件です。
TikTok内DMの年齢制限
TikTok内DM(ダイレクトメッセージ)機能を利用するためには、16歳を超えていなければなりません。
DM(ダイレクトメッセージ)とは、TikTok内で知り合った人と直接メッセージのやり取りができるというものです。
TikTok内DM(ダイレクトメッセージ)は、他のSNSにも似たような機能があり、1対1でメッセージのやり取りができる点が魅力的です。
TikTok内DM(ダイレクトメッセージ)を使用できる年齢は16歳以上の登録済みアカウント所有者です。
そのため、自分の年齢が16歳以上であったとしてもTikTokに登録しているアカウントが16歳未満である場合は、利用することができません。
後述で詳しく解説しますが、保護者はペアレンタルコントロールからDM(ダイレクトメッセージ)の制限を設定することができます。
DM(ダイレクトメッセージ)は、直接会ったことがない人と1対1でメッセージのやり取りができるため、犯罪に巻き込まれてしまう可能性がある点に注意してください。
TikTokコメントの年齢制限
TikTokコメントの年齢制限は、友達のみや全ての人など対象の人によって異なります。例えば、16歳未満のユーザーが動画のコメントを受け付けるには、友達のみかオフのどちらかを選択することになります。
基本的に16歳未満のケースでは、デフォルトが非公開になっているため、自分が承認したユーザーだけが視聴可能です。
全ての人のコメントを受け付ける場合、16歳以上である必要があります。
より多くの人に見てもらいたいという気持ちをお持ちの16歳未満の方もいるかもしれませんが、全てのコメントが自分にとって良いものとは限りません。
誹謗中傷などから心に傷を負ってしまう可能性もあるのです。
年齢制限が課されていることには理由があるため、年齢を偽るなどの行為はやめましょう。
TikTok年齢制限の変更・解除方法はある?
TikTokのアカウント作成時に、生年月日ではなく、記念日など他の日にちを入力してしまったとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
TikTokのアカウントに年齢制限があることを知らないと、アカウントを作成してから後悔することになりかねません。
先述の通り、TikTokの使用できる機能は年齢によって制限がかかってきます。
自分の実年齢が20歳以上だとしても、TikTokのアカウントを作成したときの年齢が20歳未満だと収益化することができる状態であったとしても年齢で禁止されてしまいます。
TikTok年齢制限の変更や解除方法はあるのかを具体的に見ていきましょう。
TikTokは13歳以上のアプリ!年齢制限の変え方はない
一度、TikTokアプリでアカウント作成時に生年月日を入力してしまうと、後から変更・解除することはできません。
TikTokは13歳以上のアプリとなっているため、その年齢よりも低い場合はTikTokアプリの利用ができないようになっています。
13歳未満の方がTikTokアプリでアカウントを作成しようとすると、「ご利用条件を満たしていないようです」と表示されます。
もともとTikTokに生年月日を入力する画面はありませんでしたが、2021年2月から登録時に生年月日の入力が求められるようになりました。
それ以前にTikTokアプリを使用していた方も生年月日を求められるときに13歳未満と入力してしまうとアカウントが削除されてしまうため、注意してください。
間違った生年月日でTikTokアカウントを作成してしまった場合、アカウントを追加して新規でアカウントを作成して対処するしかありません。
TikTokアプリでアカウントを作成するときは、正しい生年月日を入力するようにしましょう。
TikTokを安全に使う保護者機能とは
TikTokを安全に使うための保護者機能があります。
今は子供もスマホを当たり前のように持っている時代となっているため、正しい知識が必要です。
TikTokに実装されている保護者機能には、どのような意味があるのかを解説します。
ペアレンタルコントロール (保護者機能)の意味
ペアレンタルコントロールとは、TikTokを安全に楽しむことができるように子供が利用する機能を保護者が制限するものです。
例えば、TikTokアプリの使用時間を制限したり、使用制限モードによって未成年に不適切な動画が表示されなくなったりすることができます。
その他にも、検索に制限をかけることやプライバシー設定でトラブルを回避するための機能があります。
TikTokアプリは、使い方によって親子一緒に楽しむことができるため、危険だからTikTokを使用しないという選択をするのではなく、安全な使い方をして視野を広げてみてください。
TikTokは年齢制限があるアプリ!子供や親管理で安全に使おう
TikTokの年齢制限や、管理方法、変え方や解除方法について解説しました。
TikTokは魅力的なサービスである一方、トラブルなどの危険な要素も含んでいます。
子供は好奇心旺盛なところもあり、親の知らないところで炎上したりするなど取り返しのつかない事態に陥る可能性もあるでしょう。
まだまだ未熟な子供を守るためにも、親管理の元でスマホを利用する必要があります。
TikTokを安全に使うためにも、利用規約を守り、親と一緒に楽しむようにしてください。